<2日目> その5
7:50
奥の方でヤスさんが太陽望遠鏡(確かFC-76にHα+ダブルスタック)の調整を行っています。
手前は蒼い星さんが、双望会初参加の4機材組み立て中
南東方向です。右のカバーを被ったのがinouさんの18インチドブ。
南南東方向です。中央、田中さんの45cm、重なる様に奥が津村さん、更に奥がNinoさんで、RYOさんのNinja-500です。50cmが3台並んで居ます。
観望エリア入り口側、北西側の端が岡本さんの25cmツイン。
観望エリア入り口側、北東側の端がマキノさんのTOA-150。
7:58
津村さんの50cmドブの主鏡がお目見えしたので撮影。サンドイッチミラーで正確には50.8cmだったかと思います。
8:01
津村さんお手製の星図を鑑賞中。津村さんご本人が説明しています。
8:16
津村さんのドブに貼られた説明文。
・鏡筒はセルリエ構造です。
接眼部にぶら下がったタッパ。
良く使うアイピースを3個位選んで
1個が接眼部に刺さっているもの
残り2個をここに入れるんだそうです。
そうすることで、アイピースを交換しても筒先部分の加重は常に一定なので”お辞儀をすることがない”とのアイディア。
カメラが望遠ズームで、ピント位置が遠いため離れる必要があるのですが、離れるので対象が小さくなり望遠側で撮影するという悪循環、上の写真は160mmで撮影、下は110mmです。
接眼部です。F5.0なのでピント位置が狭いです。
ここにも沢山の説明文が貼られています。
見えづらいですが、
ファインダーは4cm、f210mmのアクロマート。アイピースがLE24mmで約9倍、視野は6度とのことです。対物レンズにニクロム線付き。
他の2枚の説明文、よく見えません(笑)
別の機会にも同じ所を撮影しているので、期待して置いて下さい。
8:26
津村さんお手製の星図。
このあと津村さんご本人に色々と聞きました。
かいつまんで記載すると、
①市販の星図は、NGC番号など字が小さい
②星図を拡大コピーして、紙を重ねて主要な星や星列をプロットする。
③NGCカタログやIC、更に誰も知らないような超マイナーなカタログを調べてプロットする。
見えやすいように、字は大きく。
導入が難しそうなものは、拡大図も作っておく。
これが、観望行っていない時の楽しみ方。
④見えたもの、見えないものを記録する。
見えないものは×で消す。
⑤観望時に、ボイスレコーダに観望した感想などをつぶやき、記録する
⑥見え味が素晴らしかったものは、次回同じ位置で星図を作り直した時、
太字にする、字を大きくするなどして目立つようにする
津村さんのHPです。勝手にリンクさせて頂いています。
「星雲星団 Deep・Sky」の観望記録は必見と思います。
この観望記録を見ると、無性に観望に行きたくなります。
また、自分が観望したあたりが書かれていると、自分の観望メモと比較すると面白いです。
津村さんとお話する度に、すごいなぁ~と感動してしまいます。