<2日目> その53
13:41
機材紹介52台目は、これもワントリックポニーさんのSUPER-BINO100CLT + HF経緯台です。
双眼鏡は笠井トレーディング扱いのです。
HF経緯台はビクセンのです。
取っ手(ハンドル)があります。
機材紹介文によると
①ビクセンHF経緯台にハンドルを追加し、操作性を向上させました。
②サイトファインダー追加により、目標天体の導入を容易にしています。
③対物レンズ、アイピース、ファインダーの全てにヒーターを装備したので、
御園の空の下でも夜露に悩まされることはないはず!?
④アイピースを笠井トレーディングのEF19mmへ換装し、29倍・実視界2.2度を確保。
⑤費用対効果は良好(笑)。45度対空を許容できる方は覗いてやってください。
とありました。
本文にあるように、御園は毎年夜露が酷いです。
夜露が酷くて、御園のこの狭いエリアだけ霧が出た(ひまわり画像では快晴のはずなのに)こともあります。
機材紹介53台目は、運営委員長、服部さんのCapri102EDビノ(試作品)(102mm、F7)です。
服部さんですが、ここ2回ほどBigBinoを持ち込んでおられません。
で、この双眼望遠鏡製作販売会社(Bino Techno(ビノテクノ))を立ち上げられました。
既に、笠井トレーディングでも紹介され、協栄産業とか委託販売も開始しているようです。
正立システム(正立像を得る方法)はマツモトさんの所の、EMS式と同じです。
服部さんは「EZM」と名付けておられます。
マツモトさんのEMSと違い、角張っていてかっこいいですね。青いラインもオシャレです。
ビノテクノのロゴと、マークも見えますね。
この赤道儀(経緯台になっていますが)はケンコー製です。
黒い感じが何とも・・・・・
格好いいです。アイピースはパンオプティックの24mmかな?
google等で「ビノテクノ」と検索するとHPが直ぐ出てきます。
ビノテクノとしての扱い鏡筒は未だこれのみですが、EZM部分の販売もしているようなので、自分でやれば別の教頭にはなると思います。
機材紹介文によると
まもなく販売予定のビノテクノ(代表=服部)製双眼望遠鏡(試作品)です。
EMS:ビノテクノ(2インチ差し込み/2インチアイピース対応)
鏡筒:笠井トレーディング
鏡筒連結部(目幅調整機構付き):ビノテクノ
架台:ケンコートキナー製AZEQ6GT
とありました。「EMS」が使われていますが、まだ「EZM」という言葉は無かったのかな?
服部さんによると、以下のポリシーを持って作られたそうです。
ビノテクノのHPから(勝手に)使わさせてもらいます(※まずい場合はコメントください)
「弊社の製品はユーザーによる調整を最小限にしてあります。ユーザーが調整するのは目幅や眼球位置など個人によって異なるアライメントのみが対象で、それ以外は調整レスを目指しています。
それを実現するため、ミラーのアライメント以外はすべて部品精度で保証してあります。ケースのねじれ角度も70.53度でしか組み合わせできない構造になっています。ミラーだけは厚みも表裏の平行度もばらついているので、弊社独自の方法で精密にアライメント調整して出荷しています。
「調整できない構造」はユーザーにとって不安かもしれませんが弊社の考えは逆で「調整できる=ずれる可能性がある」です。最近の工作機械は人間の目合わせよりもはるかに高精度な金属加工が可能です。EZMを使った双眼望遠鏡の場合アライメントのねらい値が明らかなので、金属加工でアライメント精度を確保して調整レスにした方が安心して使えると弊社は考えています。
この考え方は弊社代表が30年以上従事してきた設備設計の経験から来ています。調整箇所の多い設備は立ち上げに苦労します。立ち上げ後もトラブルが発生すると疑わしい個所が多いので復旧に時間がかかります。多くの経験を通して得た教訓は「部品精度で出せるアライメント精度は『部品精度』で確保し、部品精度で出せないアライメントのみ『調整』で保証する」です。」
それを実現するため、ミラーのアライメント以外はすべて部品精度で保証してあります。ケースのねじれ角度も70.53度でしか組み合わせできない構造になっています。ミラーだけは厚みも表裏の平行度もばらついているので、弊社独自の方法で精密にアライメント調整して出荷しています。
「調整できない構造」はユーザーにとって不安かもしれませんが弊社の考えは逆で「調整できる=ずれる可能性がある」です。最近の工作機械は人間の目合わせよりもはるかに高精度な金属加工が可能です。EZMを使った双眼望遠鏡の場合アライメントのねらい値が明らかなので、金属加工でアライメント精度を確保して調整レスにした方が安心して使えると弊社は考えています。
この考え方は弊社代表が30年以上従事してきた設備設計の経験から来ています。調整箇所の多い設備は立ち上げに苦労します。立ち上げ後もトラブルが発生すると疑わしい個所が多いので復旧に時間がかかります。多くの経験を通して得た教訓は「部品精度で出せるアライメント精度は『部品精度』で確保し、部品精度で出せないアライメントのみ『調整』で保証する」です。」
確かに、フジノン、コーワ ハイランダープロミナーとかユーザとしては目幅調整くらいしかできませんよね。私も機材音痴なので、下手に動かせると戻らない恐れがあり怖いです。