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Channel: 観望記録のブログ
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おとめ座γ星の星食

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昨晩は、おとめ座γ星の星食を自宅2Fのベランダから観望しました。

Ninja-500を出すのは大変なので(地上にある車からの移動)、いつもNinjaの背に「大型ファインダー」として載せている、メグレス88(88mm、F5.6)+イーソス8mmにて観望しました。

23:32頃の潜入時、0:50頃の出現 共に観望することが出来ました。
出現ですが、γ星は離角約2.5秒の二重星、ほぼ同じ明るさで望遠鏡からの眼視では二重星の分離は厳しいかと思いますが、月の陰側から出るので運が良かったら出現後、約2秒後にもう一つの星も出て2段階で明るくなる・・との予報でしたが、これは良く分かりませんでした。
また出現とほぼ同じ時刻に、反対側の明るい側から6等星の潜入もあり、潜入時はγ星出現に集中していたので見れませんでしたが、月の縁に接近していく暗い星は良く分かりました。
今年はアルデバラン食を見て星食ばかり見ています。

メグレスは、ビクセンの20cm反射購入時に付いてきた三脚に、ポルタを付けてみました。
気が付いた点を以下に。

①三脚が伸縮式で、今回は屈折だったので脚を伸ばしてみたが、少し触れただけで視野がぶらぶら。 Ninja-500に載せている方が視野が安定している。

②イーソスのような重いアイピースを使ったので、ポルタとりつけ位置からアイピース依りに重心があり不安定。 鏡筒に直接アリガタが付いているので、重心が移動できない。

③正立プリズムが欲しい。見る位置が上を覗くかたちで疲れる。

④ファインダーがないので月は簡単だが、木星でさえ導入に時間が掛かる。

⑤視野が暗い。

⑥高倍率が無理。自分の持っているのだと6mmが最大で、これでも82倍。
 Ninja-500での最低倍率なので迫力に欠ける。

⑦お手軽ではある。

⑧お風呂出てきて見たので、頭から濡れた髪の水蒸気が上がり冷え切ったアイピースが直ぐ曇る。
 出現の15分前からアイピースを暖めることで解消。


出現後にiPhoneで写真を撮ってみました。実に難しい。

適正露出だとγ星みえませんね。微かに写っていますが判りますか?
イメージ 1


撮影失敗したもの。そのお陰で過剰露出になり、γ星が良く判ります。
イメージ 2





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